技能実習生受け入れの流れ

外国人技能実習生(以下技能実習生と略す)の受入れ手続きの流れについて説明します。
また、ここでは送出し機関を中国に限定しご説明いたします。

技能実習生を受け入れるためには、まず事業協同組合に加入する必要があります。
当組合の場合は、以下の用件を求めています。

1. (組合員の資格)

本組合の組合員は、次の各号の要件を備える小規模の事業者とする。

(1) 花き作農業、野菜作農業、肥料等卸売業、園芸資材卸売業又は花・植木小売業を行う事業者であること。
(2) 組合の地区内に事業場を有すること。事業場が地区外の場合は、組合の総会を経て国の農政局に申請をし、許可をもらうことになります。

2. (組合への加入)

組合員の資格を有する方は、本組合の申込書を以って申請を行い、入会については理事会の諾否を以って決めます。

3. 組合員は、入会の際に本組合へ出資を行わなければなりません。

出資金は1口5万円で、出資は1口から自由です。出資金は入会する際に1回のみ支払いをし、脱退する際に返却するものです。
上記以外に組合員は技能実習生の受入れと関係なく、毎年賦課金を支払う義務があります。
今のところ組合員1社につき、1年間の賦課金の額は3万円です。
これは組合の運営に必要な経費に充てますので、如何なる場合でも返金はいたしません。

4. 組合員は当組合の「外国人技能実習生共同受入事業規約」に賛同の上、外国人技能実習生共同受入事業に参加できます。

技能実習生受入れ手順は以下のとおりです。

技能実習生受入申込書(求人票、労働条件書)提出

新たに技能実習生を受け入れようとされる企業、農家など組合員の方は当組合へまずご連絡ください。
当組合では、受け入れ条件や受入れの流れなどについてご説明に伺い、
①技能実習生人数②技能実習生条件③技能実習開始時期④受入れ費用⑤受入要件(実習実施場所、宿泊施設)などを確認します。

送出し機関から求職者名簿を入手

組合員からの求人票に基づいて、中国の送出し期間に求職者の募集を依頼します。
求職者募集の依頼からその名簿を入手するまで1~2ヶ月かかります。

現地で面接を行う

求職者の募集が終わり次第、受入企業や農家とご相談の上、現地面接日程を決めます。
現地面接には最低3日間、普段は4日間の日程が必要です。
面接には当組合のスタッフが同行し、現地では内定者の家庭訪問も行います。

合格者出国前の事前教育3~4ヶ月

中国では3~4ヶ月間出国前の事前教育を行います。
講習内容は主に日本語や日本での生活一般に関する知識、その他本邦での円滑な技能等の修得に資する知識の勉強です。

労働契約締結

入学者に再度雇用条件や技能実習生の用件などを説明します。
受入先の雇用条件に基づいて、受入先と技能実習生内定者間の労働契約を締結します。

在留資格認定証取得

入国管理局から在留資格認定証を取得します。
申請から取得まで2~3ヶ月間かかります。

中国で渡航ビザ取得

在留資格認定証を中国へ郵送し、現地の日本大使館に渡航ビザ申請を行います。
申請から取得まで約2週間かかります。

日本へ入国

渡航ビザが下りればビザの有効期間(3ヶ月)内なら何時でも日本へ入国できます。
普段ビザが下りてから入国まで1週間くらい掛かります。

1ヶ月講習(座学)

技能実習生が入国したら、組合の下で早速1ヶ月間の講習(集合研修)が始まります。
講習内容は「日本語」「日本での生活一般に関する知識」「技能実習生の法的保護に必要な情報」及び「円滑な技能等の修得に資する知識」の4 科目です。

受入先での技能実習

技能実習生は1ヶ月間の講習が終わると直ちに実習実施機関(受入先)へ配属されます。
雇用契約に基づいた、技能実習計画による技能実習が始まります。

技能実習2号への移行試験

技能実習2号への移行を予定している技能実習生は入国から10ヶ月になるところで、技能評価(技能検定基礎2級)試験を受け、
合格した場合には、受入先と雇用契約を結び、在留資格変更手続きを経て「在留資格2号」を獲得できます。
これで、3年間の技能実習が可能になります。