2012.04.30 H24年組合ニュース第2号

一:最近組合の活動状況

1.貿易状況

H24年3月から現にわたり、3回の園芸資材輸入が行われました。今後も安定した共同購買事業を進めていくつもりです。
ただし、世界的な原油価額の高騰が続く中、陸上運賃と海上運賃の値上げが予想以上に跳ね上がる恐れがあります。
今年の3月からは既に、中国から日本への海上運賃が40F毎に$200ずつアップされています。

2.セミナー参加

当組合は4月19日から20日まで公益財団法人国際研修協力機構が開催したセミナーへ参加しました。
セミナーでは改正後の外国人技能実習制度の解説及び関連法令等を含め、さまざまな面から同事業の適正管理についての指導がありました。
特に強調された点は以下のとおりです。

1) 外国人技能実習生受入れ事業の趣旨は、外国人技能労働者を日本へ招き、日本の生産現場の優れた技術・技能を伝授し、相手国に産業移転を実現すること。
  つまり、人材育成であり、出稼ぎの送出しではないこと。
2) 監理団体の役割を強化。監理団体は送出し、受入れ両国体制の国際協力・連携事業を行うとともに、
  その傘下の受入れ企業等に対する監理を徹底し、実習する技能の内容・レベルを確保すること;
  又は、団体のコンプライアンスを発揮し、高いモラル・健全・適正な事業運営を図り、不正行為の根絶に努めること。
3) トラブルの最も多い労働条件に対する労務管理の強化。労働基準法で定められた関連規定の遵守はもちろんのこと;
  各関連省庁から配布されたガイドラインに基づき、農業分野における【外国人技能実習生】適正受入れ事業の円滑な進展を図ること。

3. 交流会

上海大地園芸の視察団が野菜施設栽培プロジェクトの立上げのため、来日しました。
このプロジェクトには当組合も協力メンバーとなっており、今後種苗輸出や栽培技術の輸出等の面で新たな事業に展開されることが期待されます。

同視察団は4月19日当組合の案内により岐阜県内のフリルレタス栽培施設とJA全農岐阜イチゴ新規就農者研修施設を訪れ、現地調査視察を行いました。
視察団は、視察先の紹介を聞いて特に経営理念、栽培技術レベルを高く評価したうえ、できれば上海にこのシステムを取り入れ、
上海の市民へ一番質のよい野菜、苺を供給したいと抱負を語ってくれました。

二:技能実習生受入事業

1. 第1期生受入れ進展状況

今現在当組合では技能実習生第1期生の選抜が終わり、入国管理局への在留資格獲得のための申請手続きを行う最中です。

2. 講習センターの設置

多くの組合員から、今後組合の技能実習生受入れ事業の円滑化を図るため、
技能実習生が集中している地区に技能実習講習センターを設置することが望ましいとのご意見がありました。
組合としても集合研修や集会用の自社センターを持つ、もしくはそのような場所を確保することは、
外国人技能実習生共同受入れ事業の安定的発展に繋がる重要な一環だと認識しております。

今のところ、今年中に長崎県に「中部農産振興事業協同組合長崎講習センター」を建てる、愛知県の田原市には技能実習講習場所を確保する予定です。